淡々と、粛々と
誰かに聞いて欲しいけど反応はいらない。本当にどうでもいいんだけど話したいこと。
2013年12月12日木曜日
『千年の愉楽』鑑賞
『千年の愉楽』若松孝二監督
ある港町に生まれた呪われた血を持つ3人の美しい男たちと、それを取り上げた産婆の物語。
年老いた産婆が死に際の寝床の中から昔を回想する構成になっている。
高良健吾も高岡蒼甫も染谷将太も色っぽく、男前でした…が、これこそ大西信満を起用してもよかったのでは?高岡蒼甫は爽やかすぎたような。
カメラの謎のズームインや、ロケーションにところどころ現代が見えるのが気になってしまいましたが…
神話的な自然のカットや、民謡がいい効果出してたと思います。
『ラースと、その彼女』鑑賞
『ラースと、その彼女』 クレイグ・ギレスピー監督
兄夫婦に実家を譲り、隣のガレージに住んでいる内気で孤独な男性ラースが、ある日ラブドールを恋人として兄夫婦に紹介する。気が狂ったと取り乱す兄夫婦だが、ラースの妄想を受け入れ、町の人々もそれに協力し、ラブドールを本物の人間のように扱う。
是枝監督の『空気人形』もラブドールを扱った映画だが、こうもアプローチが違うものかと感心。
とても美しく愛しい映画でした。
おもしろおかしい部分もあるけれど、とても穏やかでやさしい話。
ラースが妄想を克服するために成長していくにつれて、いつのまにか周りの人間も成長していくというか。
せつないけど、とても心地良かった。
しかし、海外の話だから信憑性が出るというか、ありえそうと思えるのだけど、日本だとそうはいかなさそうだなあ。
なんの変哲もない日常として教会でのミサや、信仰の話が出てくるわだが、なんとなくキリスト教という宗教の信仰がある環境で起こる話だから成立するもののような気がしました。
『らくごえいが』鑑賞
『らくごえいが』遠藤幹大、松井一生、坂下雄一郎監督
東京芸大院映画コースのオムニバス作品。
古典落語を原作に描かれた3本の作品。
映画鑑賞後に原作の落語も聞いてみましたが、全然違うというか、キーワードを拾ってそこから新たに物語を創造したという印象。
個人的には3本目の『猿後家はつらいよ』が一番おもしろかった。
自分が映像業界に関わっているからかもしれないが、撮影現場の空気やいざこざなど、まあ、あるある感も楽しみつつ、面白い構成になっていた。
オープニングの劇中劇を本編かのように一連で見せて、カットがかかった瞬間にスタジオの風景がうつり劇中劇であることを見せるのはとてもいい演出。
1本目の『ビフォーアフター』も若干映像業界あるある感もありつつ、なんかさらーっと見れすぎてしまう印象。
2本目の『ライフレート』もおもしろかったが、ちょっと疑問が残りつつ、先も読めたような。
TEAM NACSしばりだったのはなんでなんだろう。
『舟を編む』鑑賞
『舟を編む』石井裕也監督
三浦しをん原作、辞書をつくる編集部の物語。
予告編だけ見ると恋物語のように見えて、少し敬遠していたのだが、
実際は辞書編集に関わる物語がほとんどで、その時間の流れの途中にあるだけというか、メインにはなっていなかったのでよかった。
ラブストーリーを否定しているわけではなく、恋愛は人生そして映画における重要なものだと捉えていますが、なんというか。
あと、宮崎あおいが、なんだろうなあ、飽きてきました…
映画はとてもよかったです。
辞書をつくるってかなり未知な世界のことを観れたのはとてもおもしろかったし、
そこで起こる人間関係も柔らかく、心地よかったです。
松田龍平も素晴らしくよかった。
石井裕也作品では一番好きだと思いました。
2013年12月5日木曜日
『ジ、エクストリーム、スキヤキ』鑑賞
『ジ、エクストリーム、スキヤキ』前田司郎監督
五反田団の人だったのか、監督は…
主人公の男二人のちょっとこっ恥ずかしいような馬鹿でくだらないギリギリおもしろいかおもしろくないか、の絶妙な掛け合いが腑に落ちた。
そう言われてみると舞台の雰囲気のあるセリフというか演出というか。
舞台だったらもっと笑えたんだと思うのだが。
しかし、空気感の作り方が非常に上手いと思った。
ドライブ帰りの車内の気だるい空気感に観ているこちらも包まれたし、
飲み会後、何人か寝てる中での少し真面目な話をする雰囲気にも飲まれたし。
ちょっと掛け合いの構成にリアリティがありすぎてダレてしまうのも否めない。
やはり映画なのでもっと映像で観れるところや時間の操作を感じたい。
『Playback』
『Playback』三宅唱監督
記憶を思い出していくうちにどんどん曖昧になっていくような、
記憶が歪んだり、消えたり、増えたり、いつの間にか妄想に変化していくような、
あの独特の感覚を、それも他人の記憶が変化していく過程を映像で体験しているような、
とても不思議な感覚に陥った。
少しずつ変化して繰り返される時間や、断片的なカット、音。
選択と結果、選択と結果。
デジャブのように同じ行動やセリフが繰り返されるときに生まれるカタルシスも快感だが、それが裏切られたときもまた快感。
そこにある違和感にぞっとしながら、一方では何か切ない気持ちになる。
私がこの映画を記憶として思い出すたびに、また新たなストーリーとなる。
村上淳と渋川清彦の掛け合いが楽しく、切なく、とてもよい。
スケートボードの音が耳に残っている。
劇場からの帰り、スケートボードの走る音がどこかから聞こえ、ハッとした。
『鍵泥棒のメソッド』鑑賞
『鍵泥棒のメソッド』内田けんじ監督
上手く組み立てられたストーリー。
純粋におもしろかった。
香川照之の演技はさすが。
『テッド』鑑賞
『テッド』セス・マクファーレン監督
洋画は字幕派なので字幕で鑑賞。
有吉の吹き替え版もあとで観てみようと思いますが。
大変笑いました、おもしろかった。
セリフもおもしろいですが、細かい演出がすごく笑える。
久々にコメディ映画を見たので楽しかった。
ミラ・クニスは本当にセクシーで美人。
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