2014年12月5日金曜日

『劇場版テレクラキャノンボール2013』鑑賞


『劇場版テレクラキャノンボール2013』 カンパニー松尾監督

観たのは何ヶ月か前ですが、そういえば書いてなかったので。
AV監督たちがキャノンボールランしながら、各地点でナンパハメ撮りをしてポイントを競うAVです。
「劇場版」なので、劇場公開用に10時間もの長編ビデオを2時間程度にまとめたものです。
私は10時間版を観てから劇場版を観ました。
本当は劇場版をまず観たかったのですが、観たいと思ったときに観れる劇場が近くになく、オンデマンドで観れる10時間をとりあえず観たという次第です。
AVではあるのですが、ヌキの要素がありません。
10時間のものはもっと過激なシーンや各行程が細かく見れるのですが、
劇場版は主に前半が端折られています。
とにかくすごくおもしろいです。
笑えるという意味でもおもしろいし、人間の業というか、人生について生活について考えるというか、いろんな女性がいて、人間がいて、生活があって、それぞれの人生に思いを馳せるというか…
男って女ってセックスって…って考えてしまいます。

2014年8月22日金曜日

『タクシードライバー』鑑賞


『タクシードライバー』 マーティン・スコセッシ監督

名作と呼ばれるものを私は全然観ていないので、観なければと思い…
くそおもしろかった。
主人公のちょっと病気がかった日記や女に対する態度、生活の指針がたまらんな
俺は孤独だ、みたいな独白がよい
ランボーもそうだが、ベトナム帰りは気が狂うものだったんですね
とにかくロバート・デ・ニーロがめちゃくちゃかっこいい

2014年4月22日火曜日

『道』鑑賞


『道』フェデリコ・フェリーニ監督

最近映画史上名作と言われるような映画が観れるようになった。
逆に今まで好んでいた最近の邦画に興味が薄れている。
数時間捧げるわけだからいいもの観たい。
ラストの切なさ!
あのラストのために全てがあったなと思うような。
哀しい美しい映画でした。
全編にわたって切なげではあるのだけれど、楽しげと切なげは表裏一体。
馬鹿な女が嬌声をよくあげるのはいつもどこも一緒…と思った

2014年4月21日月曜日

『ベルフラワー』鑑賞


『ベルフラワー』エヴァン・グローデル監督

記憶がごちゃまぜになったような独特の構成。
かっこよい音楽と鮮やかなスローモーション。
確かに画はかっこいいのだが(あまり好みではない)内容は最高に馬鹿。
この男子(あえて男性とは言わない)特有の感じ、一生理解できない気がする…
恋愛に関する執着はともかく、火炎放射器とかマッドマックスへのあこがれとか、わかるようでやっぱり女である自分には理解しきれないものだなと思う。
友情とか熱くなる感じとか羨ましくて寂しい部分はある。
妄想の中でも過去の回想がはさまり、ウッドローがミリーの家に殺意を持って押しかけ押し倒した瞬間、幸せだったころのベッドシーンが回想されたのはとてもグッときた。
とても熱量のある映画でした。

2014年4月20日日曜日

『お葬式』鑑賞


『お葬式』伊丹十三監督

伊丹十三は本当に人間の細やかな感情や行動をおもしろくいきいきと描く。
昨年祖父の葬式で目の当たりにしたことほぼそのままだったなあ。
お葬式は本当に大変だしわからないことだらけだ。
火葬になると肉体がなくなるってことが急に恐ろしく死を改めて感じとても悲しくてわっと泣き出す感じもすごく共感。
でも焼き終わって骨になるとさっぱりしてしまう感じも。
山崎努は本当にかっこいいなあ、色気。

『箱入り息子の恋』鑑賞


『箱入り息子の恋』市井昌秀監督

観たのは少し前だが感想を書くのを忘れていた。
思ったよりずっと面白かった。
親の身勝手さや恋の上手くいかなさがもどかしくてハラハラして。
笑えましたしよかったです。
星野源と夏帆というキャスティングも結果いいのに損してる感じ…?

『出来ごころ』鑑賞


『出来ごころ』小津安二郎監督

サイレント映画を観たのは初めてかもしれない…?
そうでもないかな、自発的に観たのは初めてだと思う。
コメディ色がつよく寅さん的な人情噺。(といっても私は寅さんを観たことはない)
セリフが文字テロップで現れるんだが数はそんなにない。
セリフなしでも十分理解できるし観ることができるってすごい。
ベタな恋愛や親子の噺なんだけれどとてもグッとくる。
人間のかわいらしさ、というものだなぁと思う。
タイトルの『出来ごころ』が何を表しているのか、がはっきりと理解できない…

『ムーンライズ・キングダム』鑑賞


『ムーンライズ・キングダム』ウェス・アンダーソン監督

結構突拍子もないストーリーなのにわかりやすく飲み込みやすい。
カラフルでポップで可愛い世界、子どもたちも可愛いが大人も可愛い。
横スクロールや回転でワンカットで見せるカメラワークが印象的。
子どもながらの苦悩や恋愛感情がカラッと描かれている。
おとぎ話的でありながら上質にコメディ。

『小早川家の秋』鑑賞


『小早川家の秋』小津安二郎監督

大変雅な関西弁。
私の中の関西弁はこういうイメージ。
東京物語同様、病に倒れ亡くなる親が描かれているがややさっぱりしている。
少し涙ぐんでからわっと泣く女性の描写が魅力的。
登場人物が全てチャーミングなのがよい。

2014年4月17日木曜日

『東京物語』鑑賞


『東京物語』小津安二郎監督

恥ずかしながら、やっと『東京物語』を鑑賞。
感動しすぎてもっと早く観ていれば、と思ったが、今の私だからここまで感銘を受けた気もする。
昨年の暮れに祖父を亡くしたことなどが思い出されたりして後半ボロ泣き。
もはや今は他人に過ぎない、戦死した次男の嫁が一番よくしてくれるというのはリアルだし切ない。それでも兄妹のことを悪く言わず、大人になると自分の生活が大事になるのよと言ってのける素晴らしさ…
ストイックな垂直水平の保たれた収まりのよい美しいFIXの画、いいなぁ。
ストーリーが響く映画が本当にいい映画なんだろうなぁ

2014年4月16日水曜日

『受取人不明』鑑賞


『受取人不明』キム・ギドク監督

『嘆きのピエタ』が初めて観たキム・ギドク監督作品で、いかんともしがたい印象を受けたのだが(ストーリーよりは絵づくりの問題だったのではないかと今は思う)『受取人不明』はドンピシャ好きな作品だった。
ちょうど新橋文化劇場で上映されているのにレンタルで観てしまったが、劇場で観たかった。
とんでもない鬱映画と小耳にはさみながら観たが、確かに救いがほぼゼロ、誰も幸せな人間がいない映画だった。
こういう温度の低い淡々と殺伐な映画がやはり好きで、殺風景な田舎の風景とアジア特有の雰囲気がたまらない。
FIXばっかりの画が好きなのかなあ、写真的というか絵画的というか…
キム・ギドクはヒヤッとする演出というか、これから嫌なことが起こるなぁというのを感じさせる演出がうまい。
『嘆きのピエタ』も怪我しそうな機械に囲まれた中で借金を返す返さない、障害者になるか?というやりとりが行われているだけでかなり嫌な気持ちだった。
赤犬文化の知識も持っていなければいけないが、荒々しく犬を掴んだりなんだり…ああ嫌だ…
海外の役者って演技上手いのか下手なのかわかんないなーと思ってたが、米軍役の人が下手だなと思ったから、普段見てるハリウッドとかの役者は上手いんだってことがわかった。
チープな感じも笑っちゃうんだけど、好きだなあ。

『フラッシュバックメモリーズ』鑑賞


『フラッシュバックメモリーズ』松江哲明監督

交通事故により脳に障害が残り記憶が消えてゆくディジュリドゥ奏者のドキュメンタリー。
ドキュメンタリーなのだが、本編中ほとんどの時間アーティストGOMAさんとパーカッションたちとのライブが行われている。
その背景でGOMAさんの消えてしまった記憶である記録映像や、事故後の本人や奥さんの日記の文章などが再生される。
取材するといっても過去の記憶もなく、新しい記憶もどんどん消えていくのに取材はほぼ不可能だろうと推測する。
GOMAさんの事故後の日記の文章で「人は知らずのうちに記憶をもとに会話している」という文章があり、考えてみるとそうだなと深く納得。
記憶がないという苦しさは想像を絶するものなのだろうが、少しずつディジュリドゥの吹き方を思い出していく過程を綴った文章は感動的で、体の記憶という人体の不思議と、こうして作中で見事に演奏しているGOMAさんの姿にただただ感銘をうけた。

『ブルーベルベット』鑑賞


『ブルーベルベット』デヴィッド・リンチ監督

笑って観てしまったが
スリリングなサスペンスでも滑稽に描けているのは人の業を感じる
寝るのかい!許すのかい!などなどつっこんでしまった
人はわからない
共感するだけが映画ではないのだが

2014年3月12日水曜日

『ゼイリブ』鑑賞


『ゼイリブ』ジョン・カーペンター監督

サングラスをかけると人間のフリをした「ヤツら」が見える。
広告もメディアもヤツらが人間を洗脳するための媒体に過ぎない…
全然古くない!おもしろい。
「OBEY」「CONSUME」「BUY」「WATCH TV」…などと書かれた広告や看板、雑誌がかっこいい。
しかし、銃でもってヤツらを殺すシーンをサングラスかけた側が逆に妄想で行っているだけに最初は見えてしまったのは、既に私がヤツらに洗脳されているからだろうか…いけない…
主人公と友人?の喧嘩シーンがすごいプロレスだなと思ったらプロレスラーだった、パイパー。ガムのくだりがかっこいい。
オチも好きである。
ゼイリブは何かハマるものがある。「OBEY」のキャッチーさだろうか。
勢い余ってOBEYTシャツを購入。

『刑務所の中』鑑賞


『刑務所の中』崔洋一監督

予告貼ろうとしたらフルであった…
受刑者の手記が原作のため、日記的な内容。
淡々と刑務所での暮らしが綴られていく。
刑務所がどんな場所かなんてイメージでしか知らないので、感心したり、人間の可笑しみを感じておもしろかったが、これで終わりか…と思った。