2014年4月16日水曜日

『受取人不明』鑑賞


『受取人不明』キム・ギドク監督

『嘆きのピエタ』が初めて観たキム・ギドク監督作品で、いかんともしがたい印象を受けたのだが(ストーリーよりは絵づくりの問題だったのではないかと今は思う)『受取人不明』はドンピシャ好きな作品だった。
ちょうど新橋文化劇場で上映されているのにレンタルで観てしまったが、劇場で観たかった。
とんでもない鬱映画と小耳にはさみながら観たが、確かに救いがほぼゼロ、誰も幸せな人間がいない映画だった。
こういう温度の低い淡々と殺伐な映画がやはり好きで、殺風景な田舎の風景とアジア特有の雰囲気がたまらない。
FIXばっかりの画が好きなのかなあ、写真的というか絵画的というか…
キム・ギドクはヒヤッとする演出というか、これから嫌なことが起こるなぁというのを感じさせる演出がうまい。
『嘆きのピエタ』も怪我しそうな機械に囲まれた中で借金を返す返さない、障害者になるか?というやりとりが行われているだけでかなり嫌な気持ちだった。
赤犬文化の知識も持っていなければいけないが、荒々しく犬を掴んだりなんだり…ああ嫌だ…
海外の役者って演技上手いのか下手なのかわかんないなーと思ってたが、米軍役の人が下手だなと思ったから、普段見てるハリウッドとかの役者は上手いんだってことがわかった。
チープな感じも笑っちゃうんだけど、好きだなあ。

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